先輩に借金、うつ病で生活保護の生活

仕事でうつ病になり、職場を退職しなければならず、暫くは加入していた社会保険に任意加入をして傷病手当金を受け取って生活をしていたのですが、受け取れる期間が終わってしまい、収入が全く無くなってしまいました。
しかし病気で働く事も出来ず、頼ったのは退職した会社で自分の面倒をよく見てくれた先輩でした。

先輩の個人メールアドレスに借金のお願いのメールを送り、元職場の最寄り駅で会いました。
10万円を「病気が治って働ける様になったら返してくれれば良いから」と言われながら受け取りました。

しかし、その時うつ病に加えてパチンコ依存症にもなっていた自分は、あっという間にパチンコでその借金10万円を使い切ってしまい、死にたいと思いました。

しかし思い直して、最初に借りた1ヵ月後に再び「10万円を貸してください」と先輩に頼み込みました。
再度会う機会を作ってくれ、10万円を借金させてくれました。

その時は先輩に対する申し訳なさと、自分の不甲斐なさで心がいっぱいになり、「死にたいけど人生をやり直さなければいけない」と考えました。

それ以来、パチンコ屋に足を踏み入れる事をきっぱりと止め、病気の治療の為に病院へ通う事だけに専念する様になりました。

未だに病気は治らず、生活保護を受けて治療を続けていますが、少しでも早く社会復帰し、快く20万円もの大金を貸してくれた先輩へ借金返済する事を目標に生きています。